2022年の今年のミラノサローネは、6月に開催されるようです。
中には、初めてミラノサローネの訪問で期待と不安の気持ちを
持っている人もいるかと思います。
ミラノサローネでバイヤーとして、20年弱の経験を通して、
注意すべきことなどの情報を今回は、解説していきます。
目次
2022年のミラノサローネの開催日程
開催期間:2022年6月7日(火)ー12日(日)9:30ー18:30
例年は、4月に開催されていますが、
今年は、コロナウィルスの影響で6月に開催されます。
平日は商談 土日は一般公開
商談をする場合は、金曜日までに商談をしてください。
土日は、商談ではなく、一般の方に公開されるので、
商談担当のスタッフがいない可能性があります。
チケットの購入
当日にチケットを購入すると時間がかかる場合があります。
事前にオンラインでの購入がおすすめです。
事前のチケットの購入の手配はコチラから
ツアーの場合は、ツアーの会社が手配してくれていると思いますので、
ツアー会社に事前に確認をしてください。
取引先・取引を予定しているメーカーがあれば、
チケットの提供を申し出れば、チケットを提供してくれます。
私も例年、チケットは取引先のメーカーから提供してもらっています。
交通手段
ツアーの場合は、バスで会場までの移動がほとんど。
個人の場合は電車利用。
Rho Fiera mirano(ロー・フィエラ・ミラノ)下車
地下鉄のチケットの購入方法
自動券売機で現金かカードで購入
*現金の場合は小銭をもっている方がベター
*お札は券売機が受け付けない場合がある
注意点
勝手に券売機の使い方をアドバイスしてチップを要求する人がいます。
帰りは切符売り場が混雑しますので、
事前に会場に入る前に帰りのチケットを購入してください。
おすすめは往復チケットの購入
おすすめは、行きの際の駅でキヨスクのような売店があるので、
ここで往復チケットが購入出来ます。
売店で下記の最低限の英語で購入可能です。
「Rho fiera(ロー・フィエラ )、round trip ticketかreturan ticket」
*価格は、約5ユーロほど(価格が変わっているかもしれません)
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おすすめの服装
ミラノなのでおしゃれな人が多いです。
特に商談を検討している方は、あまりにもカジュアルな格好だと重みが出ません。
がっちりスーツも会場が広いので、動き辛いです。
また、今回は6月開催で暑さが予想されるので、カジュアルスーツがおすすめです。
靴も革靴だと足が疲れますので、フォーマルとカジュアルの間くらいの動きやすい靴がおすすめです。
おすすめ キャリーケースの持参
訪問したメーカーからもらったカタログなどを持ち運ぶのに
肩掛けのカバンや手持ちのカバンだと重たくて疲れます。
カタログをもらうことを検討している方は、
キャリーケースのカバンを持参してください。
WIHIの持参は必須
海外で電話やメールを使ってしまうと帰国後の携帯電話の請求書に
びっくりします。
現地で調べ物をしたり、知り合いに連絡をする上で、
WIHIの利用は必須です。
事前に申し込んで、空港受け取りか自宅受け取りで持参してください。
ちなみに私は、イモトのWIHIをいつも利用しています。
利用を重ねると割引になります。
海外用変換プラグの持参
イタリアは日本のコンセントと形状が違うので
そのまま充電が出来ません。
イタリア Cタイプ
このイタリア用のCタイプのコンセントにさせる様に
アダプターが必要です。
(このタイプはさまざま国で対応可能です)
*WIHIレンタルの中にも、変換プラグがあります。
ただし、1個だと携帯電話・WIHI・パソコンなど複数充電する場合が
あるため、持参をすすめします。
ちなみに、電圧に関しては、Iphone、パソコンはグローバルに販売されているので
電圧は問題なく使用出来ます。
コンセントにささるように変換アダプターをつけるだけでOKです。
スリ・置き引きに注意
初めてミラノの地下鉄に乗車したときに妙に
見知らぬ男性が私に接近して接触してきました。
警戒していたのが幸いしてことなきを得たのですが・・・・
知人が被害にあってしましました。
財布は、ポケットに入れおくと知らないうちに取られます。
ミラノサローネに来る日本人は、スリたちにとっては、
鴨がネギを背負ってきたような獲物です。
親子でスリ
しかも、驚くことに小さい子どもとその親、中学生くらいの少女3人組など、
日本では考えられないようなスリがいます。
防御策
・常に警戒をすること
・財布を手が入りやすいポケットに入れない
*ズボンのおしりのポケットにいれたら1発で取られます。
本当です!
・お金を分散して持ち運ぶ
・日本の常識で考えてはいけない。
置き引きも注意!一瞬で取られてしまう荷物
荷物は肌身離さず持っていてください。
食事・ホテルのロビーなどで横の椅子に置いた荷物は、
よそ見している隙に一瞬で取られます。
かならず、体の目の前に置いてくだい。
*ホテル内だから安心してはいけません!
せっかく、ミラノサローネに来たのに、スリや置き引きにあったら、
絶対にテンションが下がります。
そういった体験の知人を毎年見ています。
ミラノ全体でインテリアのフェアが盛り上がっている中、
世界中から訪問者で悪事を行う輩の稼ぎ時であるのが
このミラノサローネの時なのです。
しかし、問題ありません。
対策をとっていれば良いのです。
スリがいると思って行動していれば大丈夫です。
商談は英語が必要
商談を検討している人がいれば、英語が必要になります。
もちろんイタリア語が話せれば、イタリアのメーカーの商談が
スムーズに進みますが、ミラノサローネはさまざま国々の
メーカーが出展しています。
各メーカーの共通言語は英語なので、通訳を頼む場合は
英語が話せる方がさまざまな国のメーカーと商談が出来ます。
ミラノサローネの会場での食事
お昼時は混み合いますが、売店やレストランがありますので
問題ありません。
会場が広いので、移動で喉が乾きます。
飲み物は会場で購入すると割高なので、持参がおすすめです。
おすすめ 有名家具メーカーショールームが立ち並ぶDurini通りの訪問
この期間は、ミラノ市内中でインテリアの展示会を行っています。
イタリアの有名家具メーカーのCassinaやB&Bなどが立ち並んでいる
Durini通りに行くことをおすすめします。
この時期に各メーカーのショールームでは、新作を展示しています。
一度に、イタリアの家具メーカーを見ることが出来ます。
最寄駅は、地下鉄(M1) San Babila(サンバビラ)
まとめ
会社を代表してミラノサローネに訪問するかたがほとんどだと思います。
現地の最先端の情報を持ち帰って、会社などで情報を共有してもらうことが
日本にインテリアの向上につながると思っています。
ミラノサローネに初めて行かれる場合、有意義に時間を使っていただきたいので
この情報が少しでもみなさんの役に立てばうれしいです。